山佐最高機種「タイムクロス、タイムパーク」の思い出

 

タイムクロス」と「タイムパーク」といえば、山佐の名機で私が一番好きな機種です。

性能や出玉は普通で、2000年設置のタイムクロス、2002年のタイムパークコーナーはいつも近所のスロット店で誰もいませんでした。

しかし私は、その機種ばかり打っていたのを覚えています。

 

それはなぜか。

当時はもっと放出される機種がたくさん出ていたのですが、私は博士やウィンちゃんを探すロボットの「アボット」がくり広げる画面内部の物語に引きこまれていったのです。

そこには殺伐とした世界はなく、アボットが色々な世界を旅する和やかな世界が広がっていました。

 

当時は弟とよく打ちに行っていたのですが、出玉を優先して打ち続ける弟、パチスロという世界でも和やかなタイムクロス・パークの世界にどっぷり浸かっていた私とでは、同じホール内にいても雰囲気が違っていました。

山佐初の液晶機種ということもあり、今でもファンがいると勝手に思っているんです。

 

たぶん、山佐史上でも最高の機種なのではないかという議論も起こっていて、それも納得できるんです。

2000年といえば、前年度に「アステカ」が出て、2001年には「獣王」や「キングパルサー」、2002年には「サラリーマン金太郎」、「ミリオンゴッド」と、超出玉が期待できる機種が多く出てきて、タイムシリーズは1、2年ほどの歴史で終わってしまいましたが、ホールには長く置かれていたと思います。

それだけ愛されていた台だったということでしょう。

 

パチスロ タイムクロスを打ってみた 1