4号機の爆裂AT機が御上から規制され、それでもストック機で何とかなっていた、そんなパチスロ4号機過渡期の頃の話です。
僕はある日、朝から大型ホールのイベントに並んで旧「北斗」を狙っていました。
朝の7時に並んで、8時30分に店側の抽選開始です。
僕が引き当てた番号は18番。
当時まだまだ人気があった旧北斗でも、18番なら余裕で狙える圏内であり、狙い台は確保確定。
自分のくじ運の良さにホクホクしながらコーヒーとタバコで一服した後、店のアナウンスで入場順に並び、店内に入り、無事に狙い台の旧北斗のカド台をゲットしました。
ちなみにこのホールのイベント時のカド台の6の割合は80%であり、ほぼ間違いなく勝ち確定だったのです。
今日はいくら勝てるかなと軽く妄想している内に、店内でオープン開始の派手な音楽が鳴り響き、僕は恐らく設定6であろう旧北斗をフルウェイトで打ちました。
朝一からあっさりジャギステージに移行し、これはもらったと思いました。
しかし、おかしい事に子役が落ちないのです。
もうかれこれ一時間も推定設定6であろう旧北斗を打っているのに、出てくるのは2チェではなく、4チェであり、スイカの出現率も重たく、何故か朝一から750ゲームまで引っ張られ、そこでひいたバトルボーナスは単発という体たらくです。
その時の心境ですが「なんじゃこりゃぁぁ」ですよ。本当に。
俺はどんだけ引きが弱いのかと、それともこの台は低設定なのかと、「そんなバカな!」という気持ちが心のなかいっぱいに広がりました。
しかし、この程度で怯んでいたらスロプーは続けられんと無理して打ち続けた結果、午前中で何故か28,000円無くなっていました。
さすがに萎えました。萎えた結果、台移動したのです。
3万弱の負債を取り戻せる台と言えばあれしかないと、その台の島に行ったら数台空き台がありました。
そこで空き台の中から感だけで「吉宗」をしばき倒したのです。
せっかく狙い台を前日から決め、抽選でも18番を取り、カド台を取ったのに、結果が伴わない苛立ちから吉宗をチョイスしてしまいました。
しかしこの吉宗、調子がいいのか、僕との波長がいいのかわかりませんが、1万円でチェリー解除です。
僕の普段の吉宗ライフを考えると、一発目のボーナスはレギュラーであり、この時も非常に嫌な予感がしました。が、この日は安心と信頼のビッグボーナス、即ち一撃711枚です。
そしてこのビッグでキーンと一発、次のビッグで7のダブル揃いという快挙を達成。
その間に天国ゾーンに入ったのか、薄いゾーンをひいたのかはわかりませんが、565のハマリを超える事無く出るわ出るわの4000枚です。
その後も設定関係ない薄い子役解除あり、薄いゾーンで引き戻しあり、鷹狩解除ありといったフルコースで夕方には10000枚達成です。
両隣は呆れてました。
狂ったように吐き出した吉宗、僕は怖くなり夕方6時にやめました。
どう考えても高設定というより低設定のまぐれ噴きであり、この後恐ろしい事が待っていると感じたのです。
とにかく旧北斗の負債を取り戻し、出し過ぎで疲れた体で帰路につきました。
家に着いて、その日打った吉宗の挙動がどうしても気になったので、ケータイで台のリアルデータをチェックすると・・・・差枚がプラス3000枚になっていました・・・。
つまり僕が打ち終わった後、誰かが最低でも6000枚から7000枚分のコインが吉宗にぶっこまれた計算になるわけです。
お金にすると12万から14万です。
夕方からです。夕方から客に10万以上突っ込ませていたんです。
怖くないですか。
僕はそのデータをみてリアルで震えました。
あのまま調子に乗ってズルズル打ち続けていたら、どうなっていたでしょうか。
思いっきり出玉を削られていたでしょう。
これが吉宗であった怖い話です。
ちなみに朝一の狙い台は6だったらしく、ブリブリ出ていました。
パチスロ吉宗 マネしてはいけない動画
四号機時代…。忘れられない名機「吉宗」
スロットを始めたのは、今から約十年程前。
当時お付き合いしていた彼に連れられて行ったのがきっかけだった。
当時は、「HANABI」や「獣王」が沢山並んでいた覚えがある。
スロットの事は全く分からず、彼の隣で暇つぶし程度に回していた。
本格的にハマり出したのは、四号機の「吉宗」だった。
高リスク高リターン。
ビック700枚以上抜けるのが最大の魅力だった。
吉宗は、演出がとても多く演出だけでも楽しめた機種だった。
演出が面白くてハマった人も少なくないはず…。
上から落ちてくる家紋…。バシッと出てくる家紋の影…。キャラクターも多く、ビックの際にキャラクターを選択出来るのは画期的だとウキウキしていた。
吉宗を打っている時に嬉しい出来事もあった。
いくら投資してもバケばかり…。
天井までまだまだだし、もう帰ろうかと悩んでいると隣に座っていた初老のおじいさんが「疲れてしまったから、ここの台やらないかい?」とビック中の台を譲ってくれた。
しかも、次のボーナスも確定しているランプまで点いている…。
このおじいさんは神様なんじゃないかと本気で思っていたのを今でも覚えている。
譲ってもらった台は、驚くほど大爆発。
余裕で万枚超え…。
次から次へとドル箱が増えていくあの快感。
普段は、周りの人に見られるのが嫌いな私でも【みんな見て!!】と心の中で叫び大興奮していた。
本当に夢のような嬉しい体験だった。
四号機時代のような日が戻って来てくれないかと願うばかりになってしまった…。
当時の熱いスロットが懐かしい。
家スロ吉宗【チェリー解除→BIG】
ホールを沸かせた初代吉宗
私が思い出深いのが大都技研の4号機大量出玉機種の初代「吉宗」です。
当時はこの台で本当に賑わっていました。
何が賑わっていたのかというと、ガセ情報を実践する者が溢れていたのです。
吉宗は導入当初から一撃がでかい上にストックを放出すれば大変な出玉になることで有名でした。
そのため、イベント日に関わらず、朝一から多くの人が吉宗に座りました。
朝一座る人たちの目的はリセット狙いです。
朝一、ベルナビからふすまが閉まるとリセット確定でした。
人気になる台は必ずゴトやガセ情報が付き物です。
吉宗もその例外ではありませんでした。
ガセ情報を売る悪徳業者から情報を買う者もいました。
そのガセ情報を得た人は当然ホールで実践します。
具体的には、姫ビッグを消化中にパネル両脇のライトの点滅12回置きにレバーオンする、というものでした。
私自身は吉宗のゾーン狙いをしていたため、よく島の様子を見ていたのですが、このガセ情報を実践している人をよく見かけました。
そのことが有名になり、某動画サイトにもこの情報に関する動画が貼られました。
なぜ、当時、こんなにもガセ情報を信じる人が多かったのかというと、その昔梁山泊というパチンコ・パチスロ攻略集団がいたため、攻略法は実際に存在すると思い込んでいたためです。
現行の機種ではゴトは少なからずありますが、ガセ情報はあまり存在しません。
攻略法など存在しませんので注意しましょう。
【パチスロ】吉宗 -1/1000純ハズレ直撃攻略打法(梁山泊)
天国と地獄 パチスロ 吉宗
パチスロ全盛期を築いた機種 パチスロ吉宗。
この機種は、1回のBIGで711枚<約1万4千円>獲得できる爆裂機です。
ただ、設定が低いと最大天井である1810Gまで永遠と連れて行かれ、天井で当たったボーナスはREG<約2千円>となると鬼と化す。
この機種は、連荘ゾーンがあり、181Gが最大天井の天国モードが設定されている。
しかも、BIG中は1G連といって、1GでBIGが連発することがあり、夢がみれる機種でした。
ものの数時間で十数万円稼げるので、設定が高いとウハウハ状態で消化できた。
当時私は、最大天井1810REGが怖くて、触れなかったが、友達がすごくはまっていて、一日で20万勝ったーとか、15万負けたーとか言っていた。
その通り、とても波が荒い機種だった記憶があります。
この機種の興奮する部分は、なんと言っても高確率ゾーンです。
高確率ゾーンでデカ家紋とかがくるとうひょーってなるし、障子がひらいて、吉宗とじぃが「お!?」と顔をだすと台を殴りたくなる。
そういった演出のバランスもとても好きでした。
現在みたいに、5スロや2スロがあれば、是非打ち込んでみたい機種です。
ちなみにですが、5号機でも新吉宗やギラギラ爺サマーなど後継機がどんどん送り出されましたが、4号機の吉宗ほど人気は出ませんでした。
それほど完成度が高く、みんなを興奮させる。とてもいい機種だったと思います。
BIG中の爺を選んで、キーーーーーンをもう一度現場で聞きたい。
今でもそう思える機種でした。
パチスロ吉宗 の動画
大都機種にハマッて
私が初めてスロットに触ったのは10年以上前の話です。
当時付き合っていた人とよくパチンコデートが多く毎週のように二人でパチンコに行ってました。
彼はスロットも少しやっていたので興味はあったのですが目押しが出来ず意味もわからなかったので私はパチンコばかりでした。
ある日彼の隣でスロットを打ってみるとすぐに大当たりをしてそこからずっと止まらなくなりました。
一日で20万位勝てたのが大きく私に影響しその日以来私のスロット猛特訓が始まりました。
TVゲームで人気機種のゲームを買い毎日目押しの練習です。
TVの画面で見るリールは実機種より見難く難しかったのが効果あったのか目押しはすぐにできるようになりました。
おかげで小役も7やBARに付いてるチェリーを見つけるのではなくチェリー自体を見れるようになりリール全ての図柄が判断できるようになりました。
初めて1人でパチンコ屋さんのスロットコーナーに座った時は緊張しました。
隣に助けを求められる彼もいない。
店員さんや隣の知らないお客さんに押してもらうのも少し恥ずかしい。
そんなプレッシャーの中7を揃えられた時は大げさですが本当に嬉しかったです。
それから私はパチンコには見向きもせずスロットばかりを打つようになりました。
そんな私が好きだったのは「吉宗」
当時人気機種で1回の当たりで700枚以上のコインが出ます。
今では考えられないですよね。
そして何よりの魅力が1G連。
ボーナス中に7が揃う快感。
ゲーム性もとても面白く私はありとあらゆる雑誌やネット情報で勉強しました。
その後出たのは「押忍!番長」、「秘宝伝」と今現在も受け継がれている機種が出ました。
大都の機種は私に取って何より面白い機種です。
4号機から5号機に変わり勝てる見込みがなくなったのでしばらく辞めていたのですが最近またARTの面白さに惹かれ大都機種を打つようになりました。
これからも色々規制がかかったりするかもしれないけどやっぱりゲーム性を楽しむならスロットだと思っています。
パチスロ 吉宗 ボーナス確定演出
一撃の凄まじさが魅力だった吉宗
私は4号機からスロットを始めたクチですが、その当時人気があった機種といえば、もちろん「北斗」と「吉宗」。
私はあまり継続率管理の北斗には手を出さなかったのですが、勝つか負けるかの吉宗はかなり打ち込みました。
当時よく言われていたことが吉宗は設定なんて関係ないということ。
1G連自体は設定差がありませんでしたし、設定6を打ったからといっても負ける確率の方が高かったように思います。
しかし言い換えてみると設定1でも大爆発があるということ。
ちなみに、私の吉宗最高出球は1万枚ちょっと。
当時は時間になると設定の発表などがあり、その時もこれは6だなと思って打っていたのですが、なんと刺さった札は2。
もう自分も含めて周りも皆唖然(笑)。
そしてマックスと書かれた札が刺さった台が、天井めがけてまっしぐらだったわけですから、本当に思い通りにいかない機種だったと思います。
でもそのピンかパーの両極端の感じが好きな人にとってはこの上なく面白い台だったと思います。
当然、軽く万枚ぐらい出ることもあれば、一日で10万なんてペロリと取られたこともあり、規制が厳しくなった今の5号機では考えられないほどのスピード感があったことは間違いありません。
今、ゲーセンなどでも吉宗が置いてあったりしますが、やっぱり吉宗は本当のお金を掛けてこそ打つものだと思っているので、撤去以来一度も触っていませんが、今でも自分の中では最高の名機であるといえます。
パチスロ吉宗 世紀末敗者さんの見せ場