「サラリーマン金太郎」、それは2002年ごろのスロッターはほぼ全員打ったことがあるのではないかと思うほど、素晴らしい機種でした。
金太郎チャンス(金ちゃん)とBIG、レギュラーの組み合わせで、当時最強の「ミリオンゴッド」の次に出玉が期待できる爆裂機種でしたが、その後、「射幸心を煽る」とのことで台が撤去されてしまうという伝説まで残しました。
この「サラ金」。
当時22歳の私は夕方から打ちに行ったことがあり、ずっと打っていました。
何回かのBIG、レギュラーを引き、普通に打っているうちに夜の10時を回りました。
このまま行くと閉店の時間になってしまいます。
この辺りでやめていれば良かったんですが、なんとここで金チャンを思い切り引いてしまったのです。
当時一緒に行っていた連れに
「おい!ここで金チャンかよ!あと少しで閉店になるぞ!」
「わかってる!」
「右!左!よっしゃあ!」
私と友人の声の前で叫ぶ金太郎というシュールな画。
私は急いでゲームを消化し、金チャンを消化したのも束の間、その後すぐになんとBIGを引いてしまい、この時点で午後10時50分。
蛍の光が流れ始めた店内で、最後のチャンスに賭ける私。
「なんとか、なんとか閉店までにBIG消化させてくれ!」
そうしているうちに店員さんが来て、
「お客様、そろそろ閉店なので・・。」
と言われてしまいました。
BIGの残りゲームがある段階で席を離れてしまったのは痛かったです。
翌日、その台に朝から座り、打ちましたが、すでに設定変更されており、後の祭りでした。
あの閉店間際の金太郎チャンスは嬉しいのと焦りで心拍数が思い切り上がりました。
やはり射幸心を煽られた結果ですから、私も自制心が足りなかったんですが、今となっては良い思い出です。
それ以降、遅い時間までスロットを打つのを止めたのは言うまでもありません。
天下無敵サラリーマン金太郎『金太郎タイム』