目押しを鍛えるきっかけになったハナビ(HANABI)

 

私がスロットの楽しさを覚えて間もない頃に「ハナビ(HANABI)」が世に出されました。

リールの光アクションを起こす機器は他にもあったかもしれませんが、その名の如く花火をモチーフにしたリール光アクションは見ていて楽しいものでもあり、興奮するものでもありました。

 

HANABIを打ち始めた頃はまだまだ目押しが安定せずに小役の取りこぼしも多くあったのです。

そのため台の回転率としては他の方よりも若干低めとなっておりました。

 

一番差がついたのがビックボーナスを引いたときのリプレイ外しです。

ひどいときは失敗の連続で一度も外す事ができないこともありました。

 

ある日目押しの上手な先輩の方と打ちに行った時から私は修行を開始したのです。

閉店になりメダルを交換する際、先輩の方がボーナス回数が若干少ないにもかかわらず、私の方がメダル枚数が少なかったのです。

 

台の回転数はほぼ同じ状態であることを考えると、小役の取りこぼし、リプレイ外しで大きく差が開いていることは一目瞭然でした。
勝ったにも関わらず悔しい思いしか残らなかった私は、これまでの回転数を稼ぐ打ち方から取りこぼさない打ち方に変更しました。

 

目押しがおぼつかないため、左上段BAR、右下段氷の時には中リールを何回転も眺めていました。

しかしこれを繰り返す事によって目押しの腕はめきめきと上達したのです。

 

1ヶ月半ほどで左リールBARビタ押しでのリプレイ外しも難なくできるようになりました。
このような出来事があったHANABIは、私にとって目押しを鍛えてくれた師匠のような一台であると言えるのです。

 

パチスロ 花火 ハナビ HANABI → チェコチェ

 

 

 

 

 

思い出のパチスロ機HANABI

 

 

私がパチスロを始めたきっかけは、パチンコ店の「アルバイトを始めた」からだ。
それまで、なんの興味もなかったのですが、「目押し」を覚えなくてはならなくて必死に練習した。

 

そしてその練習に頼った機種は「HANABI」。

プレイ中ずっと目押しが必要だし、何より「ボーナス絵柄を狙う」だけではなく、子役をそろえるには、「」に「」の絵柄が付いた7を狙わないといけなかったのが、とても鍛えられて目押しがどんどん上達した。

 

HANABI」はゲームのルールを覚えていくとその内容に引き込まれ、「サラリーマン金太郎」、「獣王」、「アラジンA」などがホールの中心だった時代にパチンコ店に遊びに行くと必ず最初にHANABIを探し遊んでいた。

 

それからホールからHANABIが消えるまで、いろんな機種に浮気もしたことがあったが、ちょっと負けこんだり、ほっとしたいときに原点に返るような気持ちで打つのがHANABIだった。

20代前半から後半まで長く打っていたため、今ゲームなどでHANABIを打つとその頃の恋愛や、仕事の悩みなどの思い出がよみがえってくるので、何となく不思議な気持ちになってくる。

 

人は音楽や匂いで、記憶をよみがえらすことがあるが、このパチスロも私の中では記憶をよみがえらせるツールの一つだと思ってる。
パチンコ店やメーカーの儲け関係なくこんな機種がまた登場すればいいなと願うばかりだ。

 

パチスロ アルゼ HANABI 氷